なぜ今、スケジュール管理?

私たちが「SkeBo」をつくった理由

私たちが、いろいろな会社・施設の現場をたずね歩いてきた中で、あることに気づきました。

それは、今も多くの現場で、

  • ホワイトボードに手書きのスケジュール
  • マグネットシートに手書きで貼り替え

こうした「アナログなスケジュール管理」が、あたりまえに行われているということです。

場所に縛られる、人に依存する、そんな現場

このやり方は一見、合理的でシンプルに見えます。けれど実際には―

  • 予定の確認や変更のたびに、その場に行かなければならない
  • 誰かがいないと分からない情報がある
  • 書き間違い・伝達ミス・伝え忘れが起きる

そんな「不便」「ロス」が、働く人たちの負担になっていました。

私たちはこれを、解決すべき、そして解決できる社会課題だと考えました。

日本国内のDX推進状況から考える

経済産業省は、2020年に企業がDXを推進する際の指針として「デジタルガバナンス・コード」を策定し、企業のデジタル経営の実践を促しています。

以来、政府や自治体がDX推進を支援していますが、実際には一部の大企業を除き取り組むこともできていない状況があります。

その理由の1番はITに詳しくDX推進ができる人材の不足、2番めは予算の不足です。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構 「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」より

ITが苦手な現場でも、使えるシステムを

私たちはオーダーメイドのシステム会社です。だからこそ、あえて考えました。

“ITに詳しくない現場でも、本当に使えるシステムとは?”

その答えが「SkeBo(スケジュールボード)です。

  • 誰でも使えるシンプルさ
  • 見ればわかる画面
  • 使えば便利と感じる操作性

開発する側にとっても、使う側にとっても、無理がない、でも十分に役立つ、そんな「ちょうどいい」システムを目指しました。

SkeBoの提供は、社会課題解決の“実験”です

このSkeBoを無料で提供する理由―それは、

“本当に、スケジュール管理をデジタル化するだけで、現場の困りごとは減らせるのか?”

“それがDXへの最初の一歩になるのか?”

この問いへの挑戦でもあります。

現場の人たちが、ITの力で少しでも楽になる。
時間や場所に縛られず、もっと自由に働ける。
そんな未来の可能性を信じて、私たちはこの取り組みを始めました。

SkeBoは、社会課題解決のチャレンジです

もし、SkeBoを使って

  • 不便が減った
  • 現場がラクになった
  • DXへの興味が芽生えた

そんな声が生まれるなら、これほど嬉しいことはありません。

これが私たちの考える「なぜ今、スケジュール管理なのか?」の答えです。